3月3日は桃の節句・・・ということで、職員が桃の花を持って来てくれました。

この時期が開花時期の花である桃は、古代中国から邪気を払う神聖な樹木、花として大切にされてきたそうです。

実は食べると不老不死の仙人になれるとか、花も邪気を払うと言われていたとのこと。

葉もまた漢方薬などに利用されてきたため、桃の花を飾ったり、室町時代には桃の花を浮かべた桃花酒というお酒が飲まれていました。

このお酒は、飲むと顔色がよくなったり、体の悪い所を持って行ってくれたりするなどの効果があると信じられていたそうです。

季節を感じる可愛い色合いの桃を飾ると、リビングがぱっと明るくなります。

「まあ、綺麗じゃなあ」

「春らしゅうていいなあ」

「いい香りがするよ」

と、桃の花を生けたことで、入居者の皆様の顔がほころんでいます。

寒い寒いと思っていましたが、日中はだいぶ気温も上がり、春はそこまで来ている感じです。