雨水(うすい) とは、「これまで降っていた雪が雨に変わり氷は溶けて水になる」という二十四節気の1つの節目になります。

冬の寒さの峠を越え草木が芽生える頃で、昔から農耕の準備を始める目安とされてきました。

地方によっても違うようですが、この日に雛人形を飾ると良縁に恵まれるといわれているそうです。

雨水の時期としては2月の中旬あたりをさします。

今年の雨水は2月19日だそうですが、ここの入居者の皆様は、もう既に良縁に恵まれた方ばかりなので、少し早いですが雛人形の飾りつけをする事にしました。

毎年の事ながら、お人形を並べる順番を覚えていられず、写真とにらめっこしながら飾っていきます。

「こりゃあ、ここじゃろう」

と、おびなめびなの位置には迷いはないのですが、五人囃子の衣装が揃わず、右へ左へと移動してみます。

「こんなもんで良かろう」

「綺麗に並んだが」

と、皆さんの意見が一致してひと段落。

 

雛人形は、持ち主の守り神のような存在だそうなので、入居者の皆様の健康のお守りになればいいなと思っています。