ウッドデッキから見える大きな木に、今年も八朔がたくさんできました。

「まあ、ようけできとるが」

「そろそろ食べごろじゃあないんかな」

入居者の皆様は、毎日、リビングから外を眺めては、美味しそうに実ってきた八朔に心ひかれているご様子です。

八朔を収穫してから、少し置いておくと甘さが増すというので、しばらく置いてから、時々おやつに皆さんにお出ししています。

その年その年で、甘さに変化があり、すっぱくて苦みが強い年もあったのですが、今年は程よく実ったようで、みなさん、

「こりゃあ、おいしいな」

と言ってにこにこされています。

特に肥料をやったわけでもないのですが、おいしい八朔のおかげで、話にも花が咲き、入居者の皆様の笑顔が増えるのはありがたい事です。