グループホームは、認知症の⾼齢者が専門スタッフの援助を受けながら共同生活を送る小規模の介護施設です。

入居者は「ユニット」と呼ばれる最大9人のグループに分かれて、料理や掃除などを役割分担しながら自立した生活を目指します。

年齢を重ねていくと、なかなか若い時のように素早くできない事も増えていきますが、それぞれの状況に合わせた認知症ケアを受けながら、他の入居者の方と共同生活をおくって頂いています。

今まで通りには手先が上手く動かなくなっていても、その気になればまだまだ出来ることがいっぱいあります。

日々の台所のお手伝いや洗濯物干しだって、みんなで手分けをすれば、少しずつ片付いていきます。

こうやって、出来る事をすることで、

「まだまだ頑張れる」

という自信にもつながっているようです。