ホーム内は、入居者様にとって転倒のリスクが少ないよう、バリヤフリーになっています。

それでも、年齢を重ねてくると、足腰が弱くなり、平らな所でも転倒してしまうことも珍しくありません。

ましてや、地震や自然災害等で避難が必要となってくればなおのこと。

火事や地震等の自然災害に備え、定期的に避難訓練を行っています。

いざという時の為、火災時、水害時、地震時等の対応マニュアルを作成し、常に目に入る所に掲示しています。

ここ岡山は、自然災害の被害に遭うことがあまりないので、少々危機意識に欠けたところがありますが、先日、島根で震度5強の地震が発生したばかり。

岡山でも揺れを感じ、真夜中の1時半頃とあって、夜勤者はとても不安だったそうです。

幸い、大事には至りませんでしたが、地震発生時には、エレベーターが止まってしまうかもしれないので、避難経路の確認が改めて必要な事を感じました。

入居者の方々はご高齢の方ばかりなので、とっさに冷静な判断をして、避難して頂くのは、避難訓練を行っているからといって、安心はできることではありません。

以前、消防署の職員の方に来ていただいて、災害時にどのように対処すればよいのかお話を伺ったことがありますが、「例えば、震度3だから大丈夫だろうというのではなく、その時は、避難をしたほうがいい」というお話がありました。

最近は、ホームセンターなどで、防災グッズを見かける事も多くなりましたが、地震対策として、ホーム内の家具が転倒落下しないよう、つっぱり棒やストッパー式器具を使って家具を固定しています。

また、入眠中に、地震が起きて、エアコン等の部品が落下してケガをすることが無いよう、各居室のベッドの位置にも配慮しています。

 

備えあれば患いなしとは言いますが、災害が起きない事を心から願っています。